2003年夏・北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山5/5 ページ
双六小屋〜鏡平山荘〜秩父沢〜わさび平小屋〜新穂高温泉
双六小屋→(60分)→鏡平分岐→(30分)→鏡平山荘→(15分)→熊野おどり場→(35分)→イタドリヶ原→(15分)→
チボ岩→(10分)→秩父小沢→(5分)→秩父沢→(30分)→左俣林道出合→(20分)→わさび平小屋→(15分)→
笠新道登山口→(20分)→天然クーラー洞穴→(30分)→新穂高温泉バスターミナル
翌朝、雨風とも昨日と変わらないか勢いを増している感じである。天候回復の見込みがないため、今日は鏡平経由で下山することにした。
双六小屋から昨日来た道を鏡平分岐まで戻り、そこから鏡平へ下っていく。
30分程下ると、池の上に建つ鏡平山荘(かがみだいらさんそう)〔右画像〕が見えた。ここから槍ヶ岳がキレイに見えるらしいが、今日はそれどころではない。
小屋を過ぎて15分程、木道に「熊のおどり場」の文字〔下画像〕が。ここから沢下りとなる。
普段はどうか知らないが、この日は沢の水量が多く、沢沿いの道なのだがまさに沢の中に足を落としながらの下山となった。登山靴の中は水浸しである。
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双六小屋〜鏡平山荘〜秩父沢〜わさび平小屋〜新穂高温泉 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山苦労して沢下りを終えると分岐の道標〔右画像〕に立つ。
道標には「左:楽々コース、右:ゴロゴロコース」と。
普段なら「楽な道と茨の道があれば、茨の道を選べ!」を信条としているが、今日は安全を喫して左の楽々コースへ。
しかし、5分も歩かないうちにゴロゴロコースと合流した。

そこからイタドリヶ原〔左下画像〕とチボ岩〔右下画像〕のイベントを通過。
特に何もなく、雨もひどいので素通り。。。。。
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双六小屋〜鏡平山荘〜秩父沢〜わさび平小屋〜新穂高温泉 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山チボ岩から10分程で秩父小沢〔右画像〕に到着。さらに5分程で秩父沢〔左下画像〕に着く。
秩父沢はシーズン以外、橋が外されるので状況は前もって確認しておいた方が良い。
しかしこの日は水量が多く、秩父沢は荒れ狂っていた。
今にも橋が流されてもおかしくない状態。
ここは橋なしじゃ渡れないなぁと感じる。
まあ晴れた普段の状態はわからないが。。。。。

で、秩父沢の橋を渡った後、30分くらい歩いて左俣林道に出る〔右下画像〕。
ここから新穂高温泉までは林道歩きとなる。
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双六小屋〜鏡平山荘〜秩父沢〜わさび平小屋〜新穂高温泉 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山林道を20分くらい歩いてわさび平小屋〔右画像〕に到着。
小屋から15分程で笠新道の登山口〔左下画像〕を右手に見る。
林道をさらに進み、途中で橋を渡って右岸から左岸へ。
黙々と歩いていると、突如左側から涼しい風が。。。。。〔右下画像〕
岩の間から冷風が吹き出していた。天然クーラーである。
天然クーラーといえば、前穂高の岳沢が有名だが、こんなところにもあったのかぁと感心。しかしこの日は少々寒く、歩いて体があったまるくらいが丁度良かったため、イマイチ恩恵にあずかれなかった。
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双六小屋〜鏡平山荘〜秩父沢〜わさび平小屋〜新穂高温泉 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山いよいよラストスパート!!
真っ直ぐだった林道は、やがて大きく右に曲がる。すると沢に架かる橋に出るが、橋を渡らずその手前で左折。
キャンプ場の中を突っ切ると、新穂高ロープウェイ乗り場の裏手に出る。
そこから道路を少々下れば、新穂高温泉のバスターミナルに到着。今回の登山も終了となった。
その後は平湯温泉経由の松本行きバスに乗り帰京。

今回、天候に恵まれず、縦走を断念してしまった。
そういえば3年前も、鷲羽、水晶に挑んだが敗退している。
鷲羽、水晶は遠き山。。。いつになったら行けるのだろうか。。。。。
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