1999年夏・甲斐駒黒戸尾根山行2/3 ページ
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋
刀渡り→(20分)→刀利天狗→(30分)→五合目小屋→(1分)→屏風小屋→(50分)→七丈第一小屋
刀渡りを越えると、また樹林帯の登りとなる。ここからは道も険しくなり、いくつかのハシゴ場が待ち構えている。
20分程で刀利天狗(とりてんぐ)に到着。このコースは昔からの駒ヶ岳信仰登山道のため、こういった祠などがたくさん建っている。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
刀利天狗を過ぎ、またいくつかのハシゴ場を越えると、やがてユルイ下りとなり、ちょうど左手に黒戸山(くろとやま)をトラバースするかたちになっている。
その下りが徐々に急になっていき、たどり着いたのが五合目小屋。
数年前までは有人であったが、いまでは無人の素泊まり小屋になっている。
ちなみに、ここで携帯電話の電源を入れてみたところ、電波が入ることを確認。(J-PHONE)
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
五合目小屋から1分程下った最鞍部には屏風小屋(びょうぶごや)も建っているが、こちらは荒廃しており、宿泊不可。
そして登山道は、小屋の裏から長〜いハシゴへと進んでいくのであった。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
屏風小屋を過ぎると、あとはハシゴ場、クサリ場の連続。
それらを使ってちょっとしたピークを登り切り、少し下ると写真のような木の橋が架けられている。
七丈小屋(しちじょうごや)までのちょうど中間点。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
橋を渡ると、再度ハシゴ場、クサリ場が待っている。
それらを慎重にクリアしていくと、目の前にきれいな建物が目に入った。七丈第一小屋である。
我々は本日、ここ泊まり予定なので一段落。いやはや疲れたなぁ。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
七丈小屋の水場は、第一小屋のすぐ脇にある。水量豊富。
ここはポリタンとして自由に使ってよいペットボトルが、水場の横に用意されていた。
ここのテン場は小屋から少し遠いため、ペットボトルを借りて水を多めに運ぶことにする。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
第一小屋は食事付きの小屋だが、そこから1〜2分先に進むと七丈第二小屋がある。
ここは素泊まり専用の無人小屋になっているが、建物は第一同様すごくキレイであった。
刀渡り〜五合目小屋〜七丈小屋 | 甲斐駒黒戸尾根山行
小屋からさらに5分程登ったところにテン場はある。よく整地されていて、最高であった。
また、ここには重厚なペグが自由に使えるように用意されており、先程のペットボトルといい、至れり尽くせりである。
日が沈むと、眼下には甲府盆地の夜景が素晴らしかった!!
ちなみにここでも携帯電話は通話可能。
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