山羊の爪登山隊通信
2000年夏・巻機山井戸尾根ピストン
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六日町駅〜沢口〜清水〜桜坂〜五合目
沢口バス停→(1時間20分)→桜坂駐車場→(30分)→四合目→(20分)→五合目
登山へ行こうと思ったとき、その計画はボクの場合両極端となる。
週末に日帰りで近所の山をハイキング程度で歩くか、テントを背負って何泊もしながらの縦走である。
前者ならもっぱら丹沢あたりが多いし、後者ならもちろんアルプスがメインとなる。
よって、その他の地域にはなかなか足が向かなかった。
これではいかん!と思い、その他の地域の山も登らねばと、半ば焦りすら感じていた。
そこで、週末を利用して1泊程度で行ける山ということで、巻機山(まきはたやま)に白羽の矢を立てた。
いつもながらビンボーケチケチ登山のため、東京を朝早く出発し、新幹線には乗らずに普通列車で六日町(むいかまち)までやってくる。
そこからバスに揺られて沢口(さわぐち)で下車。本来、巻機山の登山口はもっと先の清水(しみず)なのだが、この時間のバスは手前の沢口どまりになってしまうためやむを得ない。ここから登山口まで歩くことにする。
登山道とは違い、アスファルトの道は照り返しが多くて暑くてかなわない!!
さらに本日は風もなく、メチャメチャ汗をかいてしまった。
そんな状態で小1時間程歩くと、ようやく巻機山登山口の集落となる清水の分岐に到着。ここを左折する。
登山口までの途中、巻機山キャンプ場を過ぎる。
当初の計画では、ここをベースにしてピストンしようかとも考えたが、山の上にテン場があると聞いたので急遽変更。
ちなみにここの使用料は1泊600円とのこと。
清水から30分程登り詰めたところが桜坂(さくらざか)。巻機山の登山口である。
ここには広い駐車場があり、半日300円、1日500円とのこと。
桜坂の駐車場からは、巻機山の象徴でもある天狗岩(てんぐいわ)が望める。
また、その奥には割引岳のピークも。
桜坂からはいよいよホントの登山である。
はじめは樹林帯の緩い登りが続き、四合目に到着。
四合目あたりからジグザグの急登になる。
そこを登り切ると突然視界が開け、五合目に到着。
正面には米子沢(こめこさわ)の筋を見渡すことができる。
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