山羊の爪登山隊通信
2001年夏・うつくしま磐梯山ハイキング
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磐梯高原〜裏磐梯スキー場〜銅沼〜中の湯
磐梯高原→(25分)→裏磐梯スキー場→(20分)→見晴台→(5分)→銅沼→(20分)→中の湯
毎日暑く晴れた日が続いているが、未だに梅雨明け宣言は出ていない。
こんなに晴れているなら、まだ見ぬどこかの山の頂を踏みに行こうと腰を上げた。
さあどこに行くか?と決める段階で、今が旬のうつくしま福島に決定。
安達太良山や吾妻山などもあるが、まずは磐梯山(ばんだいさん)から行ってみようと列車に飛び乗った。
東京から列車に乗り、郡山で磐越西線(ばんえつさいせん)に乗り換えて猪苗代(いなわしろ)で下車。
そこからバスに40分程揺られて、檜原湖(ひばらこ)のほとりにある磐梯高原(ばんだいこうげん)に到着。
あたりはホテルなども建ち並び、完全なる観光地。
ちなみに今回、不覚にもGPSを忘れるという失態。なんてこった!!
磐梯高原からは磐梯山の噴火壁を正面に見ることができる。
1888年の噴火によって、山もろとも吹っ飛んだらしいが、見ているだけで凄まじい。
ちなみに左のピークが櫛ヶ峰(くしがみね)で、右のピークが磐梯山となる。
磐梯高原から先へ進むと、磐梯山登山口の看板がある。ここを左の林道へと折れる。
しばらくはその林道を進む。途中、真正面には磐梯山が見え隠れしていて歩き甲斐もある。
途中、右へ登る道と、左へ下る道とに分岐があるが、登山道は右へ進路をとる。
すると、ここが裏磐梯スキー場であり、青々としたゲレンデが広がっている。
最初はスキーの初級者コース程度の登りだが、途中から中級コース程度の傾斜となる。
基本的にゲレンデでは、写真のような草地のなかにある砂利部分の道を行く。
やがて裏磐梯スキー場の最高地点に到達。
ここは見晴台になっており、西吾妻山(にしあずまやま)や檜原湖などを一望できる。
また、振り返るとそこには、磐梯山の噴火壁が目の前に迫っていた!!
見晴台を後に、ほんの少し進むと銅沼(あかぬま)に到着。
銅色をした沼と、真正面に見えるのが櫛ヶ峰。
銅沼からは平坦な樹林帯の道であるが、途中、ロープを張ってあるちょっとしたガレ場を登ると沢と合流し、そのまま沢沿いに道を上がっていく。沢のせせらぎが疲れを癒してくれる感じ。
しばらくすると中の湯(なかのゆ)の分岐に到着。尾根の上に中の湯の小屋が見えるが、立ち入り禁止らしい。
磐梯山へはこの分岐を左に折れる。
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