山羊の爪登山隊通信
2002年夏・北アルプス常念岳縦走
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蝶ヶ岳ヒュッテ〜妖精の池〜長塀山〜徳沢〜上高地
蝶ヶ岳ヒュッテ→(10分)→妖精の池→(20分)→長塀山→(35分)→標高2000m地点→(20分)→蝶ヶ岳まで3km道標→(10分)→
徳沢まで2km道標→(10分)→徳沢まで1.3km道標→(5分)→徳沢まで1km道標→(15分)→徳沢→(20分)→古池→(15分)→
徳本峠分岐→(5分)→明神館→(30分)→小梨平テン場→(10分)→河童橋→(5分)→上高地バスターミナル
今日は上高地(かみこうち)に下るだけであり、ゆっくりと出発。天気は良いが、朝からガスが立ちこめ、景色は全然見えなかった。
長塀尾根(ながかべおね)を下るが、最初はハイマツ帯だが、ほんの少しで樹林帯に入り、あとは全く展望がない。
樹林帯に入ってしばらくすると妖精の池(ようせいのいけ)〔右画像〕に着く。
さらにアップダウンの少ない道を進むと長塀山(ながかべやま)の頂上〔下画像〕に到着。
当然、景色など見えない。
このさきはひたすら樹林帯の急な下りが続く。イベントも特にない。
ということで、ここで主だった道標を紹介。
まずは標高2000m地点に看板がある〔右画像〕。しかし、看板が割れているため、見過ごしてしまう可能性あり。
その先、休憩にはもってこいの大きな広場に、蝶ヶ岳まで3kmの道標〔左下画像〕がある。
さらに徳沢へのカウントダウン道標、あと2km〔右下画像〕、あと1.3km〔左下下画像〕、あと1km〔右下下画像〕を通過し、、、、、
徳沢の蝶ヶ岳登山口〔右画像〕に到着。
ここは想像以上に登山客が多く、徳沢園〔左下画像〕の前は人であふれかえっていた。
とりあえず、今まで水に泣かされていたので、顔を洗って水をがぶ飲みする。
水を、ホントに湯水のように使えるのはなんて素晴らしいことかと思う。
徳沢園の前には広ーいテン場〔右下画像〕が広がっていた。幕営料500円。
ここで長居してもしょうがないので、さっさと上高地へ向かって歩き出すことに。。。。。
徳沢から上高地までの道は、平坦な整備された道〔左画像〕である。
槍穂高の登山路でもあり、さすがに登山者の行き交いが多い。
しばらく歩けば右側に古池〔左下画像〕を見て、徳本峠(とくごうとうげ)の分岐〔右下画像〕を過ぎる。
徳本峠分岐を過ぎるとすぐさま明神池(みょうじんいけ)との分岐となる明神館(みょうじんかん)〔右画像〕に着く。
ここまでくると、登山者ではなくハイキング客が多くなってきた。
さらに進むと、いよいよ上高地エリアに突入し、小梨平(こなしだいら)のテン場〔下画像〕の中を進む。
さて、今回の登山もいよいよクライマックス。
小梨平のテン場から、左にビジターセンターを過ぎると、河童橋〔右画像〕に着く。
ここまで来るとまさに観光地で観光客だらけ!!相変わらず河童橋の上は人、人、人。。。。。
嫌気がさしてくるが、その中に混じって河童橋から焼岳〔左下画像〕を眺める。
河童橋を過ぎ、観光客の列をかき分けながら、最終地点の上高地バスターミナル〔右下画像〕に到着。
3泊4日の縦走もこれにておしまい。。。。。
上高地のバス事情が悪いのはわかっていたため、早めの到着を目指し、10時頃に着くことができた。
ここからのバスは整理券制であり、整理券がないとバスに乗ることができず、下手すると翌日のバスになってしまうことも多々あるという。恐ろしい。
幸い下山時、午前中のバスの整理券がまだ残っていたため、1時間後のバスの整理券をもらい、コーラなどを飲みつつ一息ついた。
で、バスで新島々(しんしましま)まで行き、松本電鉄に乗り換えて松本へ。さらに中央本線を乗り継ぎ、無事に東京へ帰京したのであった。
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