山羊の爪登山隊通信

2003年夏・荒島岳中出勝原ハイキング

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越前大野駅～中出コース～荒島岳～勝原コース～勝原駅

越前大野駅→（1時間）→中休→（15分）→中出登山口→（2時間）→小荒島岳分岐→（5分）→小荒島岳→（5分）→
小荒島岳分岐→（15分）→シャクナゲ平→（5分）→佐開コース分岐→（40分）→荒島岳→（30分）→
佐開コース分岐→（5分）→シャクナゲ平→（35分）→山頂まで3km地点→（10分）→
第2ロマンスリフト最上部→（20分）→第1ロマンスリフト最上部→（5分）→勝原スキー場駐車場→（10分）→勝原駅

たまたま別件で福井に行く用事ができた。
東京から北陸というのは、時間的にも金銭的にも縁遠い地域である。
そこで、せっかく福井まで行くのなら一山登っておこうと思い、荒島岳（あらしまだけ）へ出かけた。

越前大野駅～中出コース～荒島岳～勝原コース～勝原駅 | 荒島岳中出勝原ハイキング

福井駅から始発の越美北線に乗り、越前大野駅〔右画像〕で下車。
荒島岳の中出登山口まで、越前大野からバスがあるが、せっかくなので歩くことにする。
国道158号を歩くこと1時間、中休の交差点〔左下画像〕に到着。ここを右折する。
しばらく行くと、左手に荒島岳を目前に望めた〔右下画像〕。
今日の天気予報は雨であり、この時点で雨は降っていなかったが、厚い雲に覆われていた。。。。。

中休の交差点から15分程歩くと、左手に荒島岳登山道の看板〔右画像〕が見えた。ここを左折する。
すぐさまちょっとした通りに出る〔左下画像〕が、ここを横断してまっすぐ進むと林道に入る。林道入口には登山届の提出所〔右下画像〕もある。

登山口からは車も通れる幅の林道歩き〔右画像〕となる。
しばらくすると荒島岳とテレビ塔との分岐〔左下画像〕に立つ。ここまでは車が入れるらしく、駐車スペース〔右下画像〕もあった。10台程度か？
で、この分岐から林道をそのまま真っ直ぐ行かず、荒島岳へは左に折れる。

分岐からは細い林道を進む。しばらく歩くと、林道の右手に登山道分岐が見てとれる。標識〔右画像〕もあるのだが、倒れていて見つけづらいので、この分岐は見落としがちになるため注意が必要。
ここから林道と別れ、登山道を進むが、この後も何度か林道を横切る箇所がある。
ちなみにこのあたりで遂に雨が降り出し、一気に雨足も強くなってきた。カッパを着て先を急ぐことにする。

林道に別れを告げるとブナ林に入る。雨はどんどん強くなってきた。
小1時間程歩くと、小荒島岳の分岐〔右画像〕に着く。
この分岐から左に少々登れば小荒島岳となる。

で、小荒島岳に到着。
晴れていれば荒島岳や白山の展望もあるらしいが、見ての通りガスの中。
すぐに先ほどの分岐まで引き返した。

分岐から少々進むとシャクナゲ平〔右画像〕に着く。ここで勝原（かどはら）コースと合流。
さらに少し進むと、佐開（さびらき）コースとも合流〔左下画像〕する。
ここから少し下った後、山頂への急な登りになる。
途中、階段やクサリ場〔右下画像〕もあり、この日は雨も強かったので非常に苦労した。

ようやく荒島岳に到着。
当然ながら景色など何も見えなかった。
しかも山頂は風が強く非常に寒かった。

また、山頂には荒島大権現の祠も建っていた。
とにかく寒かったので、あらかた写真を撮ったら早々に退散する。

さて、今度は下山である。
本当なら下山（しもやま）コースを下りたかったのだが、この天気では危険だろうと判断し、勝原コースで下ることにした。
山頂からは来た道を戻り、シャクナゲ平から勝原コースに入る。
基本的にはずっと樹林帯の道である。
途中、山頂まで3km地点〔右画像〕を通過。

荒島岳へは勝原コースをピストンする登山者が圧倒的に多い。
中出コースでは誰にも会わなかったが、勝原コースでは悪天候にも関わらず、結構多くの人とすれ違った。
しばらくすると勝原スキー場のリフト最上部〔右画像〕に着く。
ここからはゲレンデを下っていくことになるが、ここが岩場で急斜の道〔左下画像〕になっており、非常に歩きづらかった。
リフトの下を何度かくぐり、最後は舗装された急斜〔右下画像〕を一気に駆け下りる。

下りたところが駐車場になっている。
ここまで来たら雨もやんでいたが、全身ずぶ濡れである。
少し休憩した後、勝原駅に向かって再度歩き出す。

駐車場から国道158号【左画像】に下る。
国道沿いに少し歩くと西勝原第一シェルター【左下画像】が見えてくる。
このシェルターの手前を右へ。
坂道を下りきったところに登山口の指示板【右下画像】が掲げられている。

で、指示板を右に曲がればすぐ、JR越美北線の勝原駅に着く。
スキー場の駐車場から10分程度。
せっかく来たのに悪天候で残念であった。下山コースにも行けなかったので、再度チャレンジしなくては！
その後、コーラを飲みつつ、駅で次の列車を1時間ほど待ち、ひとまず福井へ向かった。