山羊の爪登山隊通信
2011年夏・金峰山登山
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大弛峠〜朝日岳〜金峰山〜金峰山小屋〜金峰山荘
塩山駅→(タクシー:1時間20分)→大弛峠→(40分)→朝日峠→(40分)→朝日岳→(30分)→
鉄山道標→(40分)→金峰山→(5分)→五丈石→(30分)→分岐→(15分)→金峰山小屋→(1時間10分)→
最終水場→(15分)→分岐→(10分)→林道終点→(1時間)→金峰山荘
海の日を含む3連休、地元ボーイスカウトの夏山登山のサポート役を依頼される。ということで、4年ぶりにスカウトとともに登山へ出かけることにした。
場所は金峰山(きんぷさん)。
世の中3連休であるが、土曜は学校があるスカウトもいるため、夕方集合。
しかし、時間になってもスカウト2人が現れない。
電車の時間もあるため、来ない2人は放って電車に乗り込む。
つーか、時間通りに来ないってどういうことだ?しかも2人も。
分担した装備はどうなるんだ?
最近のスカウトはダラしなさすぎる!!
などと思いつつ、塩山(えんざん)に到着。
ここからはタクシーで大弛峠(おおだるみとうげ)まで一気に上がってしまう。
歩いて登らず、車で行くなんて非常にもったいない。
大弛峠に着いたのは20時頃。
山ではとっくに寝ている時間。
急いでテントを張り、簡単にメシを食って、すぐさま就寝。
翌朝、4:30に起床。非常に良い天気!
軽く朝飯を頬張り、テントたたんで出発!
大弛峠からはずっと樹林帯の道。
アップダウンもそれほど激しくない。
しばらくすると朝日峠(あさひとうげ)に到着。
朝日峠からも樹林帯の登りが続く。
やがて、視界が開けた岩場へと出る。
富士山や南アルプスの眺望が素晴らしかった!
岩場からひと登りすると朝日岳(あさひだけ)の山頂〔右画像〕。
すぐ目の前には金峰山〔左下画像〕も見てとれる。
ここからちょっとしたガレ場の下り〔右下画像〕があり、また樹林帯の道となる。
しばらくすると「鉄山」の看板が。
しかし、ここから長野県側を巻き、鉄山のピークは通らない。
やがて、ハイマツ帯の尾根〔右画像〕の上に立つ。
ここで登山道は左へと折れ、山頂まで気持ち良く歩く。
右手には瑞牆山(みずがきやま)〔下画像〕を見下ろす。
そして、金峰山の頂上に到着!
あっという間だった。
山頂は岩場で非常に狭い。
少し下ったところに五丈石(ごじょういし)がそびえ、そこがちょっとした広場になっているので、そこで休憩とした。
天気も良く、相変わらず眺望が素晴らしい!
さて、早くも下山。
金峰山小屋(きんぷさんごや)方面へ下るのだが、小屋へ直接下る道ではなく、大日岩方面へ進み、迂回路を進むことに。
少々キツイ岩場の道を下ると、分岐に到着。ここを右に進む。
分岐からすぐ、金峰山小屋に到着。
ここから見下ろす瑞牆山も素晴らしい!
ロウソク岩もはっきりと見えるし。
小屋を出るとすぐに樹林帯の下り。
日も高くなってきたが、意外と涼しい。
途中、最終水場の看板を過ぎる。
最終水場からは沢沿いの道。
しばらくすると八丁平との分岐に着く。ここを右へ。
分岐から少々歩けば林道終点〔右画像〕。
ここからは砂利道の林道歩き〔下画像〕。
林道をひたすら進むと、チェーンが張られたゲート〔右画像〕を過ぎる。
そこから先が廻目平(まわりめだいら)キャンプ場〔下画像〕。
オートキャンパーたちでいっぱい!
で、金峰山荘(きんぽうさんそう)に到着。
山小屋というかペンション?といった佇まい。
今回の登山はこれにて終了。
その後、お迎えの車に乗り、ボーイスカウト隊がベースキャンプを張っているふれあいの森に合流。
今回の総括。
自分は今回、サポート役で呼び出されただけなので、計画段階からは参加していない。
初日の土曜日、昼間に学校があるスカウトがいるとはいえ、最初から夜にキャンプインという予定ってのはやっぱり厳しい。
あと、着いてすぐにテント張って、ちょこっと山登って、すぐに下山では、登山というよりハイキング。
稜線にテント張って、水汲みに行って、食事作って、日が暮れる前に寝て、深夜に起きて、頂上でご来光を見て、、、といった本当の登山の醍醐味をスカウト達に伝えてあげたかったというのが本音。
けど、まぁ天気も良く、何事もなく楽しめたので良かったとしよう。
というか、今回、1番大変な目に遭ったのは自分なのだが…
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