山羊の爪登山隊通信

2001年夏・飯豊連峰縦走

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血ノ池～剣ヶ峰～三国岳～切合小屋～本山小屋

血ノ池→（5分）→水場分岐→（25分）→剣ヶ峰→（10分）→三国岳→（30分）→七森→（20分）→種蒔→（10分）→種蒔切合分かれ→（5分）→
切合小屋→（30分）→草履塚→（15分）→姥権現→（5分）→御秘所→（25分）→一ノ王子→（5分）→本山小屋

血ノ池から下りに入ると地蔵水場道迂回路と合流し、その先に地蔵水場道の標柱がある。
剣ヶ峰から川入方面へ行く際、標柱より地蔵山側へ少し登ったところに分岐があるので要注意。

剣ヶ峰の登りは、その名の通り切り立った岩場の道である。
登山者、下山者の行き違いのため、予想以上に時間を要することもあり、なかなか大変。

剣ヶ峰の岩場を越えると、水場のマークに出くわす。ここから少々下ったところに水場がある。
その水場分岐からひと登りすれば三国岳の山頂に到着。
しかし、山頂には所狭しと三国小屋が建っているのみ。
もちろん幕営スペースはない。

三国岳からは少々下った後、クサリ場の登りが待ち受ける。
聞いたところによると、3～4日前にこのクサリ場で人が亡くなったらしい。
難なく越えてしばらくアップダウンを繰り返せば七森（ななもり）に到着。

七森から種蒔（たねまき）へ。
このあたりからは三国岳、飯豊本山、大日岳（だいにちだけ）などの山々が素晴らしい。

種蒔から少々下れば切合小屋（きりあわせごや）に到着。
ここでは幕営も可。
また、小屋まで水が引かれているので、水を補給し、ちょっと早めの昼食。

切合小屋を出ると雪渓の登りとなった。それを登り切ると、沢沿いの急登となる。
この沢でも水は汲める。急登だが、水のせせらぎが疲れを忘れさせてくれる感じ。
それを登り切れば草履塚（ぞうりづか）に到着。いよいよ飯豊本山が目前に迫ってくる！！

草履塚を下りきり、飯豊本山との鞍部が姥権現（うばごんげん）。

姥権現から少々進めば御秘所（おひしょ）へ着く。
ここからクサリ場を越すと、一ノ王子（いちのおうじ）へ御前坂（おまえざか）の急登となる。

そして一ノ王子へ。ここには水場がある。往復5分程度。
また、テン場も30張り分程ある。
本山小屋（ほんざんごや）はすぐ目の前。

でもって本山小屋に到着。小屋の前には飯豊神社も建っている。
ここでバッジを購入し、登山の無事を祈願する。

ちなみに本山小屋周辺から飯豊本山、駒形山（こまがたやま）にかけて、飯豊連峰特産のイイデリンドウも見られる。
ここからはまわりを注意深く見ながらの登山としたい。