2002年夏・北アルプス常念岳縦走2/4 ページ
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘
餓鬼岳小屋テン場→(45分)→道標→(40分)→道標→(55分)→東沢岳→(20分)→東沢乗越→(1時間30分)→奥北燕岳の道標→(15分)→
北燕岳の道標→(15分)→北燕岳の肩→(15分)→燕岳→(20分)→燕山荘→(25分)→蛙岩→(15分)→大下りの頭→(15分)→
コル→(1時間)→切通岩→(5分)→分岐→(25分)→大天荘→(10分)→大天井岳→(5分)→大天荘
翌朝、まずまずの天候。
テン場から一段上がったところで、餓鬼岳のピーク〔右画像〕を望めた。
テン場からは剣ズリ〔下画像〕目指して岩場の尾根を歩く。ただし、剣ズリは迂回するので実際には登らない。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走まずはひたすら花崗岩の尾根上の道を歩く。
しばらくして下りのハシゴ場を過ぎて樹林帯の中に入るが、ここから急な登りとなる。
再度尾根に上がり、ハシゴ場をいくつか越すと、道標〔右画像〕に出くわす。
道標から長いハシゴ〔左下画像〕を下りると、そこから樹林帯の急な下りがしばらく続く。
下りきると道は左に捲いて行き、ガレ場を横切ると再度樹林帯の中の尾根〔右下画像〕に出る。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走そこからは尾根を歩き、しばらくするとハイマツ帯のピークに立つ。
目指すべき東沢岳(ひがしさわだけ)〔右画像〕が目の前に見えた。
そこからアップダウンをいくつか繰り返し、しばらくすると東沢岳に到着〔左下画像〕。
といってもここはピークではなく肩。
東沢岳からは樹林帯の中を一気に下る。下りきったところが東沢乗越(ひがしさわのっこし)で、中房(なかぶさ)への分岐〔右下画像〕となる。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走東沢乗越からは樹林帯の道を上がり、やがてハイマツ帯に出る。見上げると登山道の脇に雪渓が見えた〔右画像〕。
昨日の最終水場から水を補給していなかったため、この雪渓の水を水筒に詰めてみる。
雪渓からはハシゴ場などを通り、しばらくして燕岳(つばくろだけ)の稜線に出た〔左下画像〕。
ここからは燕岳独特な花崗岩の稜線歩き。左右のコマクサが素晴らしい!!
と思ったのもつかの間、途中の道標〔右下画像〕を過ぎると、中房側へ大きく下り、北燕岳(きたつばくろだけ)の捲き道に入る。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走中房側の捲き道を進むと、再度急な道を登り、稜線へと上がる。上がったところが北燕岳の肩の道標〔右画像〕。
ここからは燕岳が目の前である。左右にはコマクサ〔左下画像〕がところ狭しと赤い絨毯のように咲いており、保護のためにロープも張られている。なお、この周辺は踏み後が多く、道が非常に分かりづらい。晴れていれば、見えている山頂を目指せば良いが、ガスっているときなど、山頂を見過ごしてしまう可能性が多いので要注意。
やがて、花崗岩の岩でできた燕岳の狭い山頂〔右下画像〕に立つ。
この日は雲が多かったが、鷲羽岳(わしばだけ)、槍ヶ岳(やりがたけ)、大天井岳(おてんしょうだけ)あたりが見渡せた。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走燕岳からは燕山荘(えんざんそう)を目指す。既に目の前に見えており、程なくして到着。
着いて驚いた!!メチャメチャキレイな小屋である。10数年前に1度来たことがあるが、こんなにキレイだったかなぁ?
登山客もウジャウジャおり、ビールはジョッキで出てくるし、完全な観光地。ちなみにここでは水1リットル200円。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走テン場〔右画像〕はキレイに整備されており、20〜30張くらいか?

また、振り返ると燕岳の特徴的な花崗岩の稜線が素晴らしく〔左下画像〕、正面には鷲羽岳〔右下画像〕も望めた。
ここで昼食をとり、さらに先へと進む。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
燕山荘からは心地よい稜線歩き。餓鬼岳なんかに比べると、格段と人が多くなる。
ほとんどアップダウンのない道を進むと、蛙岩(げえろいわ)〔右画像〕に着く。
蛙に似た岩があるというのだが、それがどれだかよくわからない。
なんとなく蛙に似ている岩〔下画像〕があったが、ホントにこれが蛙岩なのかは不明。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走蛙岩を過ぎると大下りの頭(おおくだりのかしら)の道標〔右画像〕に到着。
目の前には大天井岳が迫り〔左下画像〕、道は大きな下りとなる。が、そんなに急でもなく、落差も大したことないため、程なくコル〔右下画像〕に到着。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走大下りのコルからは、下った分だけ登り返す。
やがて、ハシゴ場とクサリ場を越えて切通岩に到着。ここには喜作新道(きさくしんどう)のレリーフ〔左下画像〕が岩に埋め込まれている。
切通岩から再度ハシゴ場〔右画像〕を登ると、すぐさま大天井直下の分岐〔右下画像〕に着く。
右へ行けば大天井ヒュッテ、西岳を経て槍ヶ岳へ。左へ行けば大天荘(だいてんそう)を経て大天井岳へ至る。
今日は大天荘に幕営するので、左の道へと進む。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走分岐からは岩場の道を大天井に対してひたすら斜めに登っていき、登り切れば大天荘〔左下画像〕に到着。
ここでは水1リットル200円。水が底をついていたので2リットル購入し、雨が降りそうな雲だったのですぐさまテントを設営。テン場〔右下画像〕は小屋の前に広がっており、30張は張れる感じ。幕営料1人500円。
テントを張ったら小屋の右裏から続く道を進み、大天井岳の山頂〔右画像〕へ。10分程度と近い。
ガスが出ていて何も見えず、おまけに山頂に着いた途端、雷が鳴り出したの慌ててテン場に戻る。
その後、雷鳴は大きく近くなり、大雨が降り出す。風も強くなってテントは風にあおられっぱなし。
不安な一夜を迎えるのであった。。。。。
餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走餓鬼岳小屋〜東沢岳〜東沢乗越〜燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜大天荘 | 北アルプス常念岳縦走
前へ次へ

(c) yaginotsume tozantai since 1990.