山羊の爪登山隊通信

2003年夏・北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山

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中尾高原～合掌の森中尾キャンプ場～槍見館

中尾高原口バス停→（30分）→合掌の森中尾キャンプ場→（25分）→中尾高原口バス停→（5分）→槍見館クリヤ谷登山口

今年の夏も北アルプスへ！と思い、地図を眺めてみる。
昨年は槍穂高の眺めながら常念を目指したが、だったら今年は逆側から槍穂高を眺めてみようと思い、笠ヶ岳（かさがたけ）へ行くこととした。
で、笠ヶ岳へ行くなら、せっかくだから鷲羽岳（わしばだけ）、水晶岳（すいしょうだけ）まで足を伸ばし、赤牛岳（あかうしだけ）から黒部ダムへ抜けてしまおうと考えた。しかし結果として、天候不良により、笠ヶ岳のみで下山することになるのだが。。。。。

前夜、東京からムーンライトながらに乗り、岐阜へ。
そこから高山本線に乗って高山へ。また乗り換えて猪谷へ。今度は神岡鉄道に乗り換えて神岡鉱山前で下車。
神岡鉱山前から神岡バス停まで徒歩10分程。平湯温泉（ひらゆおんせん）行きバスに乗って栃尾温泉（とちおおんせん）で下車。再度、新穂高温泉行きのバスに乗り継ぎ、中尾高原口（なかおこうげんぐち）までやってくる。JR日光駅と東武日光駅は徒歩でも5分弱なので、JR利用者も、東武日光でこのフリーパスを購入すると良い。右画像は榛名湖を挟んだ向かいに見える榛名富士（はるなふじ）。向かって右側には、山頂までロープウェイが架けられている。

バス停から、アスファルトの道を中尾温泉まで登っていく。焼岳（やけだけ）へ登る場合も同じルートである。
30分程登ったところで、左手に合掌の森中尾キャンプ場の入口を発見。本日はここで幕営とする。
が、しかし、ここは基本的にオートキャンプ場らしく、場内は車が行き交うことしばしば。子供は大はしゃぎのテン場である。
今までオートキャンプ場だと、値段は高く、夜遅くまでうるさくて眠れない等、嫌なことばかりだった。
しかしここのキャンプ場は良心的。登山者は1人1,050円とまずまず。さらに、キャンプ場内に野天風呂があり、自由に入れるのがよろしい！
夜もそんなにうるさくなく、ゆっくりと眠れた。。。。。

翌朝は良い天気。キャンプ場を後にし、昨日登ってきた道を下って中尾高原口のバス停まで戻る。
蒲田川（かまたがわ）を渡って、槍見館（やりみかん）方向へと進む。5分程で到着。
槍見館の左手の道を進むとすぐ、壊れた電話ボックスが見つかる。
ここがクリヤ谷コースの登山口となる。
いよいよ笠ヶ岳までの長丁場の始まりである。。。。。