2000年夏・北アルプス裏銀座縦走敗退3/3 ページ
船窪小屋〜七倉
船窪小屋テン場→(1時間40分)→天狗の庭→(1時間5分)→八合目→(1時間10分)→岩小舎→(1時間30分)→
唐沢のぞき→(1時間30分)→七倉→(タクシー)→扇沢
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退翌日、この日は急遽下山することになった。
朝方、テン場からは針ノ木岳が姿を現す。
しかし、この稜線の景色ともお別れすることに。。。。。

その後、テン場から船窪小屋へ行き、しばし小屋の人たちと談笑していた。
そこでお茶とお茶菓子をご馳走になる。いやはや、至福のひととき。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退長いこと船窪小屋でくつろいでいる訳にも行かず、後ろ髪を引かれながら先を急ぐ。
船窪小屋から七倉へ下るのだが、その途中、コマクサ畑が目についた。
小屋の人たちでコマクサを世話しているとのこと。なかなか良いところだ!

で、そこからハイマツ帯の中を下っていくと、天狗の庭(てんぐのにわ)に到着。しばし休憩。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退天狗の庭を過ぎて少しすると、樹林帯の中に入る。
その後は「胸突き八丁の急登」と呼ばれ、はしご場ばかりの急斜面となる。
ヒザを痛めている仲間には、かなり辛い下りであったようだ。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退はしご場をいくつも下ると、八合目に到着。急斜の下りはひとまずここで終わりとなる。逆に登る場合は、ここからが急登になるので心して登るようにしたいところ。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退八合目を過ぎると、比較的緩やかな下りとなる。
しかし、このコース全体的に言えることだが、登山道は木の根っこが多く露出しており、非常に滑りやすくなっているので、足下には充分注意されたし。
で途中、岩小舎のイベントを過ぎ、少々登り返したところが唐沢のぞき(からさわのぞき)である。ここが三合目らしい。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退唐沢のぞきを過ぎると平坦な道が続く。
しばらくして写真のような白い標識を過ぎ、今度は七倉へ向けて一気の下りとなる。
道はつづら折りになっているが、なかなかの傾斜。登りでは苦労しそうだなぁと感じながら歩いていた。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退つづら折りの道を下りきると林道に出る。
さらに林道を5分程進むと、七倉登山口の標柱に到達。いよいよ下界だ!!
なおこの登山口は、トンネルを入った先にあるので要注意。
船窪小屋〜七倉 | 北アルプス裏銀座縦走敗退いよいよ今回の山行もおしまい。。。。。
登山口から程近い七倉山荘にやってくるが、なんだか観光客が多い。
ひとまずファンタグレープをがぶ飲みし、疲れを癒す。お疲れ!

ちなみに七倉までは、数年前まで路線バスが通っていたようだが、今では廃止になってしまったとのこと。仕方なくタクシーを呼ぶことにする。
また、一般車も七倉までしか入ることはできない。ここから先、高瀬ダムへ行くにはタクシーを利用する。
ただ、利用者が多いのか、七倉〜高瀬ダムは数台のタクシーが常にピストンしている状態。
その後、タクシーにて扇沢へ戻り、車に乗って帰京する。
しかし帰りは諏訪湖の花火大会があり、諏訪湖SAに入る車で大渋滞!!
何とか日付が変わる前に家に到着。いやはやお疲れ!
今回の裏銀座縦走は敗退に終わったが、その後3人でリベンジを誓うのであった!!
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