山羊の爪登山隊通信
2001年夏・丹沢縦走ダッシュ
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蛭ヶ岳〜姫次〜黍殻山〜焼山〜西野々
蛭ヶ岳→(35分)→地蔵平→(10分)→原小屋平→(10分)→姫次→(10分)→
分岐→(15分)→園地避難小屋→(10分)→黍殻山→(35分)→焼山→(55分)→西野々
蛭ヶ岳からは写真のような階段の下りが続く。
丹沢といえば階段である。いたるところの登山道、ほとんどが階段で整備されている。
これが逆に歩きづらくて仕方がない。。。。。
階段を下りきるとあとはずっと平坦な道である。
天気も悪く、樹林帯の中なので、この日は昼間なのに暗い道を黙々と歩く。
しばらくすると地蔵平(じぞうだいら)に到着。特に何もないので素通り。
また、同じような道を進んでいくと、樹林帯の切れ目に出る。ここが原小屋平(はらこやだいら)。
ここにも「水場10分」の看板がある。
原小屋平からちょこっと進めば姫次(ひめつぐ)に着く。
晴れていればここから富士山がキレイに見える。。。。。らしい。
ちなみにここからは先は東海自然歩道となる。
一度、高尾から愛知まで、完歩してみたいものである。
姫次から焼山まではずっと緩い下りが続く。
で、ここが青根(あおね)への分岐。
下っていくと右眼下の樹林帯の中に建物が見える。黍殻山避難小屋である。
しかし標識には園地避難小屋と書かれていた。
避難小屋から少し先に進むと、またまた水場の看板が見える。
水筒の中身も淋しくなっていたため、せっかくなので水場まで下りてみた。
水量もまずまずで、登山道から往復5分といったとこか?
水場のすぐ先に、黍殻山(きびがらやま)への分岐路がある。
まっすぐ進めば迂回路となり、左へ登れば黍殻山経由となる。
基本的に「山があったら登れ」を信条としているため、迷わず左へ進路をとる。
山頂までは思ったよりかかった。で、山頂には電気設備があるのみで、その片隅に黍殻山山頂の小さな看板が申し訳なさそうにあっただけ。もちろん、展望など望めない。
黍殻山を下り、再び東海自然歩道に戻る。
で、しばらくして焼山(やけやま)に到着。焼山へは登りがなく山頂に着ける。
山頂は相変わらず樹林帯の中だが、ここには展望塔が立っており、そこに上がれば周囲の山を見渡すことができる。
焼山からは今までとは違い、少々急な下りとなる。
そこを駆け下りていくと、焼山登山口への分岐を通る。本来、焼山登山口へ抜けた方が良いのだが、ここは東海自然歩道にこだわり、西野々へ下りることにした。
焼山登山口への2つ目の分岐路を過ぎたところで沢を渡り、少し登ると写真のような林道に出る。西野々まではあと少し。
林道をしばらく下ると、シカの侵入を防ぐ柵に出くわす。
この柵の扉を開いて通るのだが、この扉がかたい、かたい!!
ここを通られる方は、根気よく扉のノブを回しましょう。
今回、地図上では11時間15分のところを、8時間15分で踏破。
もっと時計は詰められると思うが、今後の課題としたい。
ちなみに西野々は一応下界のはずだが、J-PHONEは圏外であった。どーしたJ-PHONE?頑張れ!
帰路は西野々から神奈中バスで三ヶ木(みかげ)に行き、さらにバスを乗り換えて橋本駅に到着。
そういえば、バスからバスに乗り換えるというのも初めての経験のような気がする。。。。。
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