山羊の爪登山隊通信
2002年夏・越後三山縦走
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枝折峠〜百草の池〜駒の小屋〜越後駒ヶ岳
枝折峠→(25分)→明神峠→(35分)→道行山→(40分)→小倉山→(10分)→百草の池→(30分)→
前駒→(30分)→駒の小屋→(10分)→肩の分岐→(5分)→越後駒ヶ岳
新宿から夜行列車にて長岡で下車。
駅で待つこと1時間半、始発の上越線に乗り小出駅へ。
そこからバスに揺られて1時間、登山口である枝折峠(しおりとうげ)に到着。
枝折峠は車であふれかえっていた。駐車可能台数は20〜30台くらいか?
最近は車登山者が増え、どこの登山口も車でいっぱいである。
バスが着いたのが7:30。いざ山頂目指して歩き出す。
枝折峠からの登りは展望が開けた歩きやすい道である。
左手に荒沢岳(あらさわだけ)を眺めつつ歩いていく。
途中、銀山平(ぎんざんだいら)への道を合わせ、しばらくすると十合目大明神〔右画像〕へ着く。
そこから少々上がったところが明神峠(みょうじんとうげ)〔左下画像〕。
ちなみに明神峠から、目指すべき越後駒ヶ岳(えちごこまがけた)〔右下画像〕が素晴らしい!
その先は大きなアップダウンもなく、軽快に歩いていく。
しばらくすると道行山(みちゆきやま)〔右画像〕の標柱に出くわすが、ここは山頂ではなく肩となる。
その後、小倉山(おぐらやま)〔下画像〕のピークに立つ。
ここで、駒ノ湯(こまのゆ)からの道を合わせる。
小倉山を出てしばらくすると、百草の池(ひゃくそうのいけ)の標柱が。
茂みの中をそっと見下ろすと、百草の池を見ることができる。
この池、登山者増加に伴い一時期消滅しかけたが、保護の結果ここまで回復したとのこと。
あたりは高山植物の咲くお花畑になっているが、くれぐれも登山道からはずれないようにしたい。
百草の池からは前駒(まえこま)への少々キツイ登りとなる。
振り返ると、眼下の一面緑の中に、百草の池が輝いて見える。
前駒からさらにグングン登っていくと、小屋の前に突然ひょっこり出てくる。
ここが駒の小屋(こまのこや)。
水は小屋の直下からポンプで汲み上げており、自由に使えるのが嬉しい。
また、ここでの幕営は少々きつく、テン場というものがなく小屋のまわりの開いているスペースに張ることになるのだが、小屋のまわりにさほどスペースはないのが現状。
右画像は小屋から山頂へ向かう途中から振り返ったアングルだが、小屋奥の椅子などが並べられている休憩スペースに張らせてもらうしかない感じ。
小屋を後にし、いよいよ山頂までの登りとなる。
が、そんなに距離はなく、あっというまに山頂の肩の分岐に到着。
越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)の山頂へは、ここを右に5分程のピストンとなる。
いよいよ山頂に到着!!
今日はそんなに天気が良い訳でもなかったが、越後の山々を見渡すことができた。
〔右画像〕荒沢岳
〔左下画像〕八ッ峰を有する八海山
〔右下画像〕兎岳(うさぎだけ)
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