山羊の爪登山隊通信
2002年夏・越後三山縦走
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越後駒ヶ岳〜中ノ岳〜祓川
越後駒ヶ岳→(5分)→肩の分岐→(5分)→クシガハナ分岐→(5分)→諏訪平→(35分)→天狗平→(2時間50分)→
中ノ岳避難小屋→(5分)→中ノ岳→(5分)→中ノ岳避難小屋→(30分)→祓川
さて、山頂を後にし、肩の分岐まで戻ってザックを背負い、中ノ岳(なかのだけ)を目指して歩き出す。
するといきなりニッコウキスゲのお花畑を過ぎる。疲れが癒される感じ。
その後、少々でクシガハナへの分岐〔下画像〕に立つ。中ノ岳は左の道へ進む。
しばらくは緩い下りの道。
程なくして諏訪平(すわだいら)〔右画像〕と天狗平(てんぐだいら)〔下画像〕を通過。
アップダウンは激しくないが、天狗平周辺は人の背丈程ある笹のヤブコギとなる。
道がわかりづらい上、石や根っこなどに足下をとられやすいので要注意。
また、朝方などは笹が朝露に濡れているため、全身ビショビショになってしまう可能性があり、雨具などを予め着るよう気を付けたい。
笹ヤブと戦いながら進んでいくと、右手に御月山(おつきやま)が見える。
右画像で丁度V字になっているところが祓川(はらいがわ)であり、本日の目的地となる。
しばらくすると、中ノ岳への本格的な登りとなる。
汗をかきつつ上がると、中ノ岳避難小屋に到着。
山頂はこの避難小屋の横を過ぎ、もうひとつ先のピークとなる。
山頂に立つが、本日は時間も遅く雲が多かったため何にも見えず残念。
ちなみに下画像の中央上部にちょこっと見えているのが避難小屋。山頂の目と鼻の先の場所にある。
また、避難小屋に泊まる場合、当然ながら水はない。
水場はこの先の祓川まで行く必要がある。
中ノ岳から縦走路を一気に下っていく。
ガレ場の道であり、気を付けて歩く。
また、途中、ガスっているときなど道がわかりづらい箇所もあるため、赤ペンキを注意しながら進みたい。
しばらく下れば祓川に到着。ここは幕営地になっており、5張ほど設営可能。
また、沢が流れており、水場がすぐ目の前というのが嬉しい。
この日はボクと、もう1組がいるだけであった。
今日は暑さでペースがなかなか上がらず、到着時刻が少々遅くなってしまったため、メシを食って早めに就寝zzzzz
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