2003年夏・北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山4/5 ページ
笠ヶ岳山荘〜抜戸岳〜弓折岳〜秩父平〜双六小屋
笠ヶ岳山荘テン場→(15分)→抜戸岩→(30分)→笠新道分岐→(40分)→
秩父平→(1時間20分)→弓折岳→(10分)→鏡平分岐→(1時間)→双六小屋
テントで寝ているとき、夜中に雨粒の音が聞こえてきた。嫌だなぁと思いつつ、朝起きたら結構な本降りであり、また風も強くなっていた。
今日は三俣小屋(みつまたごや)まで行く予定であるが大丈夫か?といった感じ。とりあえずテントをたたんで出発する。

ここから双六小屋(すごろくごや)まではほとんどアップダウンのない道である。
しばらく歩くと道は大きな岩の間を通過する。ここが抜戸岩(ぬけどいわ)〔右画像〕。
さらに歩くと、笠新道との分岐点に到着。ほとんどの人はここから笠新道を通って新穂高温泉へ下山してしまったが、ボクはそのまま真っ直ぐ進む。
笠ヶ岳山荘〜抜戸岳〜弓折岳〜秩父平〜双六小屋 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山
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分岐から稜線の道は抜戸岳(ぬけどだけ)には登らず横を抜けていく。
いくつかの小さなピークを越えると、道は信州側へ大きな下りとなる。下ったところが秩父平(ちちぶだいら)〔右画像〕。
ちょっとした雪渓もあり、水量豊富な沢もあったので水の補給ができるかと思われるが、この日は登山道自体が沢になる程の豪雨であり、晴れた日でも水場として機能するかは不明。
で、ここで雷鳥と出会えた。やはり雷鳥と出会えると気分が晴れ晴れする!
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秩父平を過ぎ、何度かのピークを越えると、やがて弓折岳(ゆみおりだけ)〔右画像〕に到着。山頂は広い。
けど、雨もさらに激しさを増してきたので、そのまま素通り。。。。。

ピークから10分程下ったところで、鏡平(かがみだいら)方面への分岐〔下画像〕に到着。
この分岐から双六方面へ行く場合、道標とは反対の方向に道が迂回しているため注意すること。
下の画像だと、左:カガミ、手前:双六小屋となっているが、双六方面への実際の道は右となる。
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笠ヶ岳山荘〜抜戸岳〜弓折岳〜秩父平〜双六小屋 | 北ア笠ヶ岳クリヤ谷登山分岐から双六方面へ。
しばし歩くと木道の道となる。そのすぐ先で、左手に池が見える。これが双六池(すごろくいけ)〔右画像〕。
双六池の周辺がテン場になっており、テン場を抜けると双六小屋〔左下画像〕に到着。水場は小屋向かいの蛇口から取ることができる。

着いた時間は昼前と早い時間だが、ここで考えた。
本来なら三俣まで行く予定で、翌日は鷲羽、水晶、赤牛経由で奥黒部ヒュッテへ。このルートが非常に長い。できれば天候が悪いときに歩きたくないコースである。しかもエスケープルートがない。
なにやら秋雨前線が停滞しているらしく、数日間は天候の回復はないとの予報で、やむなく縦走を断念し、本日は双六小屋で幕営することにした。
しかしここ、風の通り道なのか風が強く、テントは半分潰れた状態になってしまった。。。。。
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