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翌朝。天気は良好♪ 今日は熊の平小屋(くまのだいらごや)を目指す。
ちなみに昨晩は暑くて全然寝付けず。 テントの入口を全開にして、24時頃ようやく眠りにつけた。 けど、起床は4時。ちょっとツライ。
朝飯食って、テントを片付け、5:30頃出発。
小屋の近くにある分岐〔右画像〕を右に進む。 ちなみに左へ進むと北岳に至る。 |
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樹林帯の道を少し進むと祠〔右画像〕がある。
そこからは仙塩尾根(せんしおおね)へ向けて急登〔下画像〕がつづく。 | | |
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登り詰めたところが野呂川越(のろがわごえ)。
樹林帯の中にある分岐で、右へ北上すれば仙丈岳(せんじょうだけ)、左へ南下すれば三峰岳(みぶだけ)に至る。
もちろん、左へ。 |
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野呂川越から樹林帯を5分程登ると、右手に三角点あり。 |
三角点からは、細かいアップダウンを繰り返して徐々に登っていき、その後、少々きつい登りとなる。
その先も単調な樹林帯の尾根道が続き、少し大きなピークを越すと、ほぼ平坦な道となる。 すると、右画像のような一面シダの道にたどり着く。 |
シダの道からは、またゆるい登り。 少し大きめのピークを越えると、しばらくは尾根から少しそれ、東側斜面を進む。
その後、再度尾根上の道に戻ると、そこからきつい登りとなり、ちょっとしたピーク〔右画像〕に達する。 |
ピークから少し下り、さらに少し登り返すと、ハイマツ帯に突入する。
すると、すぐにクサリ場。 といっても、そんなに危険はない。 |
クサリ場をよじ登ると、これから目指す三峰岳が一望〔右画像〕できる。
また、振り返れば仙丈岳へと続く仙塩尾根〔下画像〕も見下ろせた。 | | |
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その後は見ての通り、ハイマツ帯のきつい登り〔右画像〕が続く。
ただ、天気も良いため、甲斐駒、鋸岳、仙丈岳、塩見岳、北岳など、南アルプス北部の山々が一望でき、気持ちよく歩けた。 |
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ハイマツ帯を登り詰めると、間ノ岳(あいのだけ)との分岐に着く。
左へ行けば間ノ岳、右へ行けば三峰岳を経て、熊の平小屋(くまのだいらごや)へと至る。 |
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分岐にザックをデポし、三峰岳へと登る。 といっても目と鼻の先。 |
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分岐から5分しないで山頂に到着!
山頂からは、明日目指す塩見岳〔左下画像〕や、遠く富士山〔右下画像〕まで望むことができた。 |
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さて、今日は熊の平で幕営の予定だが、このまま直接向かっても時間が余ってしまう。 幸い天気も良いので、ちょっと遠回りし、間ノ岳〔右画像〕に向かうことにした。
分岐まで戻ってザックを背負い、左手には北岳〔左下画像〕、右手には農鳥岳〔右下画像〕を見ながら、今度は間ノ岳目指して登り出す。 |
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少し登ったところで三峰岳を振り返る。 |
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間ノ岳へは、尾根道のひたすら登り〔右画像〕。
左手には、仙丈岳〔左下画像〕や鋸岳と甲斐駒〔右下画像〕が望める。 |
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途中、ちょっとしたガレ場を横切る〔右画像〕。
するとその先、尾根道が開けてくる〔下画像〕。 山頂はもうすぐ! | | |
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間ノ岳の山頂に到着! 標高3,189m。日本で4番目に高い山である。 |
ここで間ノ岳からの眺望を公開! 少々風が強かったが、天気も良く、素晴らしい景色が見えました。
〔右画像〕富士山 〔左下画像〕仙丈岳 〔右下画像〕甲斐駒と北岳 |
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〔右画像〕鳳凰三山 〔左下画像〕塩見岳 〔右下画像〕農鳥岳 |
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間ノ岳で20分程くつろぎ、農鳥岳方面に歩き出す。
広い斜面の少々ガレた下りで、ガスで視界が悪い場合は、道をはずれないよう注意が必要。 |
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目の前に農鳥岳を見ながら40分程下ると、分岐〔右画像〕に到着した。
直進すれば縦走路で、農鳥小屋を経て農鳥岳、大門沢(だいもんざわ)へと至る。自分はここを右折。三国平方面へ。
ちなみに左下画像は、分岐から農鳥方面を見たところ。 右下画像は、分岐から間ノ岳方面を見たところ。 |
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分岐からは三国平への巻き道を進む。
すると、いきなりガレた急な下りとなる。 慎重にクリア。 |
下りきると、今度は逆にガレた急な登りが続く。
このアップダウン、高低差もあり、一気に体力を消耗。 |
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登りきると、そこから先は多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平行な巻き道が続く。 | | |
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しばらく行くと、ちょっとした水場に出くわす。
ただ、この先にもっと水量豊富な水場があるので、ここはスルー。 |
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先ほどのちょっとした水場からは、少し下りの道となる。 |
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分岐から1時間弱で大井川源流の水場に到着!
以前にも書いたが、自分は山の水を多々飲んできたが、ここの水が一番おいしいと思っている。 この山域に来ると、必ずここに寄ってしまう程。 今回も三峰岳から熊の平へ直接下らず、遠回りしたのは、間ノ岳に登るためではなく、ここの水場に寄ることが目的であった。
ちなみにここへ来るのは10年ぶり。 おいしい水を飲みつつ、しばし休憩。 |
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水場を出ると、すぐに岩場の下りとなる。
浮石が多いので注意。
また、ガスが出ている場合は迷う可能性もあるため、黄色ペンキを見失わないように。 |
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岩場を過ぎるとハイマツ帯の道に。 ただし、ハイマツが両側から登山道に迫り出しており、なかなか歩きづらい。 |
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そのハイマツの道を進み、最後にひと登りするとしばらく平坦。
やがて、三国平に到着。 |
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ここから熊の平まで一気に下る。
はじめはハイマツ帯の道〔左下画像〕だが、その後、お花畑の道〔右下画像〕となる。
眼下には熊の平小屋の赤い屋根も見える〔右画像〕。 |
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三国平からのきつい坂を下りきると、少し登り返す。
その後、熊の平のテン場の中を通り、熊の平小屋に到着! ちなみに着いたのが13:40頃。携帯電話は圏外。 |
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小屋で受付を済まし、テントを設営。1人600円。 テン場は小屋周辺に大きく広がっており、全部で15張程度か?
水場〔左下画像〕は小屋のそばにあるが、テン場のそばにいくつも沢が流れており、そこからでも取得可能。
また、トイレ〔右下画像〕も小屋のそば。 |
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