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翌朝、天候悪化。一面のガス。最悪。。。
とりあえずテントを片付け、小屋の前から塩見岳方面への道を進む。 |
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熊の平小屋からは、しばらく樹林帯のゆるい登りが続く。
陽も昇っているはずだが、非常に暗い。 |
20分程歩くと、樹林帯を抜け、ちょっとしたハイマツのピークに出る。
この先、しばらくハイマツ帯の尾根道を進む。 |
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小屋から35分程歩くと、安部荒倉岳(あべあらくらだけ)に着いた。
登山道上には「安部荒倉岳→1分」の看板〔右画像〕が出ており、その矢印通りに数メートル登ると三角点〔下画像〕があった。 | | |
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安部荒倉岳からは樹林帯のゆるい下りとなる。
10分程歩くと道標を1つ通過し、今度は細かいアップダウンがいくつも続く。 |
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安部荒倉岳から30分程で小岩峰(こいわみね)に到着。
本当ならここから塩見岳が望めるらしいが、ご覧の通りガスの中。 |
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小岩峰からは急な下り、その直後に今度は急な登りとなる。
すると、10分程で「熊の平まで約2時間」の看板に出くわす。 |
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看板からは樹林帯の単調な道が続く。
20分程歩くと、ちょっとしたお花畑の道〔右画像〕になる。 ここからしばらくずっと下り。 |
鞍部まで着くと、少し登り返す。 すると、草地の道〔右画像〕に出る。 ここからは急な登りとなる。 |
登るにつれ、徐々にハイマツ帯に。 |
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ハイマツ帯を抜けると、北荒川岳(きたあらかわだけ)に到着。 ザレ場にポツンと三角点があるのみ。 |
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北荒川岳からは稜線上のザレ場の道。 今日、稜線上は風が強くて嫌になる。
また、目印の乏しいザレ場なので、道迷いに注意。 白旗や赤ペンキを見失わないように。 |
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北荒川岳の三角点から10分程で、北荒川岳の管理小屋〔右画像〕に到着。 以前ここがテン場だったが、現在は幕営禁止。 よって、管理小屋も無人である。
また、立派な道標〔下画像〕があり、ここより稜線上から少し東斜面に離れる。 | | |
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管理小屋からはお花畑の道となる。 |
やがて、草地の登りに。 |
さらにハイマツ帯。
このハイマツの中を掻き分けて進む。 |
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ハイマツ帯を抜けると、再び稜線上に。
ちっちゃな道標がひとつ。 管理小屋から約25分。 |
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ここからは尾根沿いのゆるい下り。
その後、少し登ると池ノ平小屋分岐。 管理小屋から約35分。 | | |
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ここからは北俣岳(きたまただけ)へ向けて、最後のガレ場の急登〔右画像〕。
これを登りきると、北俣岳の分岐に着く。 左へ向かえば蝙蝠岳(こうもりだけ)、右へ向かえば塩見岳。 少し休憩し、右へと進む。 | | |
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分岐から少し下った後、尾根の少し南側斜面を登っていく〔右画像〕。
その後、道標〔左下画像〕が1つあり、いよいよ塩見への最後の登り〔右下画像〕。 |
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ようやく塩見岳の山頂に到着!
ここは標高3052mの東峰(とうほう)。 西峰(せいほう)は3047mであり、東峰が塩見岳のピークとなる。 ただし、三角点は西峰にある。
しかし、山頂は風が強い! 景色も見えないし、雨も降り始めるし。 |
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東峰を後にし、西峰へと向かう。
本当なら目と鼻の先だが、ガスのため見えない。 |
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2〜3分もしないうちに西峰に到着! こっちも風が強い。 ちなみに携帯電話は通話可。
今回の山行は、主目的が晴れた塩見岳に登る!であったが、これじゃ来た意味全くなし。 |
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さて、下山。
西峰から普通の道を少し下ると、そこからはガレ場の急下り〔右画像〕となる。 その後、少し登り直すが、再度急な下り。 道は尾根の南側を巻くかたちになっている。
そこを抜けると、今度はジグザグの下り〔左下画像〕。 その後、右手に小さな黒板状の道標〔右下画像〕が。 |
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そこからすぐ、塩見小屋(しおみごや)に到着。
雨も本降りとなり、少し休んですぐに出発する。
道は、小屋の前の広場〔下画像〕から左へ。 | | |
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小屋を出ると、しばらくはハイマツ帯の下り〔右画像〕。
その先、樹林帯に入ったところで、塩川(しおかわ)との分岐〔下画像〕がある。 塩見小屋から10分程度。
分岐を左、三伏峠方面へ。 | | |
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分岐からは樹林帯のキツイ下り〔右画像〕が続く。
15分程度歩くと、道標〔下画像〕がひとつ。 | | |
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道標からは、ほぼ平坦な道〔右画像〕となる。 その後、緩い下りになるが、程なくして緩い登りに。この登りが結構長く続く。
しばらくすると、再度、道標〔下画像〕がひとつ。 塩見小屋からここまで約1時間。 | | |
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そこから先、何度かのアップダウンを繰り返し、やがてきつい登り〔右画像〕となる。
登りきったところが本谷山(ほんたにやま)〔下画像〕。 塩見小屋からは約1時間20分。 | | |
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本谷山からは一気に下りへ。 途中、お花畑の道〔右画像〕をいくつか通る。
20分程下ったところに道標〔下画像〕あり。 左右にロープが張ってあるが、ここ、以前は三伏小屋(さんぷくごや)への分岐であった。三伏小屋の閉鎖および幕営禁止と合わせて、三伏小屋経由の道も閉鎖された様子。 | | |
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ここからは登りに。 樹林帯の中、緩い登り〔右画像〕が延々と続く。
しばらくすると、樹林帯からハイマツ帯〔下画像〕となる。 | | |
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そこを登りきれば三伏山(さんぷくやま)。
本谷山から約1時間。結構かかった。 |
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三伏山から5分程下ると、赤石岳(あかいしだけ)方面からの縦走コースと合流〔右画像〕する。
そこから階段状の道をちょっと登れば、三伏峠(さんぷくとうげ)〔下画像〕に到着。今日の行程はここまで。 | | |
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ここには三伏峠小屋が建っている。
有人小屋〔右画像〕と、素泊小屋〔左下画像〕は別棟。
テン場〔右下画像〕は素泊小屋のすぐ隣。広い。30〜40張りくらい。 幕営料はトイレ代含め1人700円。携帯電話は圏外。 |
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テントを設営後、水汲みに向かう。
先ほど来た道を分岐まで戻り、今度は烏帽子岳方面へ。 そのままずっと下っていくと、水場〔右画像〕がある。 小屋から下り約15分、登り約20分と、結構遠い。
以前は、目の前にすぐ水場がある三伏小屋でテントが張れたので、それと比べるとかなり不便。ただ、その不便さも山の楽しみのひとつでもあるわけで。 |