1999年夏・南アルプス単独縦走8/13 ページ
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋
百間洞山の家→(1時間)→百間平→(2時間)→赤石岳→(20分)→
赤石コル→(15分)→小赤石岳→(50分)→大聖寺平→(35分)→荒川小屋
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走翌朝はまずまずの天気。まずは百間洞山の家から百間平(ひゃっけんだいら)までの登り。
百間平に着くと、ライチョウのお出迎えがあった。目の前に赤石岳がそびえる。
ここはまさしく平らなハイマツ帯になっており、高山植物も豊富である。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走百間平から赤石岳への登りは、結構なガレ場であり、足元には充分注意したい。
ふと振り返ると、そこに聖岳がどーんと構えていた。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走あっという間に赤石岳の山頂に到着!!山頂付近では、またライチョウに出会った。さすがライチョウの宝庫・赤石岳である。
山頂からの展望は最高で、写真の1番手前のピークが小赤石岳(こあかいしだけ)、その奥にある5つのピークは、1番右から順に悪沢岳、塩見岳、甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)、荒川岳(あらかわだけ)、仙丈岳(せんじょうだけ)となる。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走山頂には赤石避難小屋がある。今日は天気が良かったためか、ヘリによる荷揚げが何度も行き来していた。
左奥に見えるのは富士山だ。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走赤石岳と小赤石岳とのコルから、赤石岳を振り返る。この部分はちょうどカールになっている。
写真から左側へ下ると、赤石小屋(あかいしごや)を経て、椹島(さわらじま)に降り立つ。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走小赤石岳に着いたとき、あたりのガスが上がってきてしまった。ここで昼食をとる。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走小赤石岳からの下りでガスが晴れ、荒川の山々が再度姿を見せた。
右側のピークが悪沢岳、左側が荒川前岳(あらかわまえだけ)となる。
百間洞山の家〜百間平〜赤石岳〜小赤石岳〜大聖寺平〜荒川小屋 | 南アルプス単独縦走小赤石岳から大聖寺平(だいしょうじだいら)へ下り、そこからほぼ平坦(というよりも少し下り気味)な道を進むと、荒川小屋(あらかわごや)に到着。本日はここで幕営する。
荒川小屋も新しく小屋を建て替えたらしく、写真にある赤い屋根の新しい建物は食事付き宿泊者用で、青い屋根の古い小屋は素泊まり用と分けられている。
また、テン場は素泊まり小屋のすぐそばで、幕営スペースに番号がふってあり、受付にて番号を指定される。
水場は下り3分くらいのところにある。

本日の行程は短いため、昼過ぎには着いてしまった。そこで、テントなどを乾かすことにする。
それにしても、風などが全くなかったため、暑くてしょうがなかった。
テントが乾いたと思ったのもつかの間、夕方からまた雨に見舞われる。この辺は噂通り、夕方には必ず雨が降るのであった。
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